令和7年度入賞者の関ビジコンストーリー
岐阜大学の応用生物科学部で農作物について学び、卒業後はJAめぐみのに入組し農業の現場に携わりつつ、せき親善大使(2018-2019)として地元・関市の魅力を発信する活動にも取り組みました。そうした立場で活動する中で、「農や食に関心を持つ人が、確実に減っている」という現実を強く感じる機会が多くあり、食や農への関心の入口を広げる仕組みが必要だと考えるようになりました。
そこで、既存事業として磨いてきた日本の伝統工芸「つまみ細工」の技術を生かし、農作物の花をモチーフにした作品制作・販売と、食育講座を組み合わせたワークショップという新しい事業を立ち上げます。
農作物の花に焦点を当てる食育の例はほとんどなく、「これって、何の花だろう?」という小さな問いかけが、ふだん何気なく食べている野菜や果物を、いきいきとした存在として捉え直すきっかけになります。作品やワークショップで制作したものは、身につけたり飾ったりすることで日常生活の中に残ります。これにより、体験して終わるのではなく、食と農への関心が繰り返し呼び起こされる点が本事業の大きな特徴です。
「ほらどキウイ」「上之保ゆず」「円空里芋」など、関市の特産品をテーマにした作品を制作し、EC販売・委託販売に加えて、ふるさと納税返礼品としても展開することで、市内外へ関市の魅力を発信します。
また、ワークショップでは題材となる農作物について、座学やクイズ形式で学ぶ食育講座を行い、そこで得た知識を、実際に手を動かして形にすることで、楽しみながら記憶に定着させていきます。